横から見てみる実験場

思ったことを書く練習の場です。

家事をする人。あるいはモノ。

 家事ネタが続く。

 家事にも時給が発生するものという認識は、ガッキーのかわいさ(=「逃げ恥」)により世に広まっていると認識していますが、それに無頓着に「年収低い方が家事やれ」が未だに振りかざされていますね。キミらはほんとに「逃げ恥」見てたん? ただガッキーの笑顔だけ見とって筋書なーんも知らんかったん? と突っ込みたくなりますが、あるいは日々の仕事が大変すぎてガッキーの癒しの笑顔以外は忘却の彼方なだけかもしれませんね。

 本線に戻して、家事労働にも時給が発生すると考えた場合、その上で年収を算出する必要があります。そうすると、一部(あるいはある程度?)のパートナーシップでは、拮抗または逆転現象という意外な結果になるのではないでしょうか。

 

 個人的には、「人間は人間にしかできない情緒的な部分をやろう。家事はなるたけ便利家電とかで」派です。相手に家事押し付けるだけ稼いでるならそれくらい買えるよね? という考え方になります。

 なぜこんなに時産家電推しかと言えば、自分がその恩恵に浴しているからです。最近は落ち着いたとはいえ、ひとり暮らしスタートと時を同じくして仕事が激務化し、5か月連続で時間外が80時間前後をうろうろしていたとき(過労死間近)、メンタルはやられ産業医面談にて転職を勧められていましたが、それでも生活がなんとかなってたのは、時産家電たちのおかげでした。

 

 全自動洗濯乾燥機(ドラム式)が放り込むだけで洗濯ものを週2でさばいてくれて。

 ヘルシオ(オーブン)が毎朝モーニングセット(8枚切り食パン2枚+ベーコンエッ)を身づくろいする間に作ってくれて。

 その横でロボット掃除機(mini neo 7000円くらいで購入)が毎朝お掃除してくれていた。

 この子たちがいなければ発狂していました。

 

 だからこそ、「パートナーシップを組むことでひとりが2人分の家事をするのは単純に理不尽だよね?」という感覚があるのです。

 自分ができないのを相手にお願いするなら金で解決できることは解決して当然。

 ひとりだったら回らないから金で解決したでしょ? そこを、なんでやってくれる人ができた瞬間、金を惜しむの? 家事してもらうために結婚したんじゃないでしょ? その人の幸せに自分も関わりたいから結婚したんでしょ? その人の幸せを率先して打ち砕いてどうなるの?

 と思ってしまうわけです。

 

 7000円くらい、飲み会を2回我慢すれば手が届くし、楽できる人は罪悪感なく楽できるようになればいいなぁと思います。