横から見てみる実験場

思ったことを書く練習の場です。

なんにも決まっていない幸せ。

ブログの方向性も、書き手のキャラクターも未定。

ついでに私(書き手)の未来は最近綺麗にリセットされて未定も未定(単に振られたというだけですが)。

ただ、少し前までは未来に不安しかなかったのに、最近(リセットされたタイミング)で開き直ったらしく、なんだか異様に前向きになりました。

 

これまで、「死ねば助かるのに」という某マンガの雀士の言葉をお守りのように抱いて、最悪死ねばいい、くらいに思って生きてきました。

だからこそ飛び込めたものもいっぱいありました。怖がりな性分なので、フィリピンに三か月留学するのだって、「なにかあっても、まあ死ぬならいいや」と思って突撃したので、悪い側面ばかりではないと思います。

 

リセットに伴って、本やネットの記事を読み漁りました。もともと「気持ちはコントロールできる」を信条に思考錯誤を繰り返してきましたが、こんなに必死になったことはなかった。なにせめちゃくちゃ辛い。「辛い気持ちはこうしてコントロールする」を手あたり次第試しました。どんなに辛くても凌ぐしかない、そして、凌げると、気づきました。

一方で、職場の人たちのやさしさに触れて、「自分は恵まれている」と実感しました。

この二つが合わさって、今までずっと大事にしてきた「死ねば全部オッケー」のお守りがほどけました。

 

代わりに、「自分の人生を満たすのは自分」という、当たり前のことが、やっと腑に落ちました。

というか、辛さから逃げようとがむしゃらに動いていたときに、「どうせ生きなきゃいけないなら、苦しく生きるより、楽しいと思っている方が、もちろん得だろう」という当たり前のことに気づき、「ロジックである程度見方は変えられる」ということが合わさって、「あ、ネガティブなりに不安を手放すことができるかも」と糸口を見つけた段階です。どれだけ継続できるものなのか、失恋の痛手が生み出した期間限定のハイテンション状態なのかも実験中。

とりあえず今は、「あーあ、また思い出してるわ」と胸が痛い思い出がやってきたら断ち切って、「また下向いてる。まあ雪道で足元見ないとだし仕方ないか」とからかって。

少しでも心がうごくもの、わくわくするものに目を向ける努力を、始められるところに来ました。

振られた過去を思い出して凹み、予想され得た幸せがふつりと消えてしまった茫洋たる未来を不安がるより、今、穏やかに生きられるように全力を尽くそうという、人生いまだかつて味わったことのない感覚の中にいます。

 

ここまで来るのにおよそ三十年。

本質的にネガティブで、卑屈で、自身がなくて。今も逃げたがりなのは変わらずで、根っからのポジティブではありません(一応、いじめと不登校はこの性格の根底にあると思いますが)。

ただ、愛されなかったとか、ごはんを食べるのにも困ったとか、そういった本人にはどうしようもないところの苦しみを味わった経験もありません。

そんな、当たり前の人間が、人に勧められて書くことを始めてみたブログです。

「あ、ネガティブ人間はこういうロジックを駆使すれば、こういう見方になれるのか」みたいなことを、とりあえず書けたらいいなと思っています。